アイデアを出すための考え方「考具」を読んで:マンダラート

何も無いところから「アイデア」がいきなりでてくるものではなく、色々考えているうちにでてくるもの。本書にはそのアイデアを考え出す方法が載っています。ぜひその中から、自分にあった方法を見つけていただきいろいろな企画立案に役立てていただきたいです。

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

本書には アイデアを出すためのヒントとなる考具(考える道具)が紹介されていますが、そのなかで個人的によさそうなもの「マンダラート」を紹介します。

考具9 マンダラート

正式名「Mandal-Art」と呼びます。

上記のような正方形が9つならんだ図をつかいます。

使い方

まず真ん中に「テーマ」を書きます。 例えば「ゲーム」で考えてみます。

次にまわりの正方形にテーマに関することを書いていきます。 これは本当に何でもいいのです。切り口として考えてください。

次はこの8つの切り口をさらに展開していきます。

イデアを出すことと、アイデアを選ぶ・判断することは別にして、どんどんとアイデアを増やしていくことに集中しましょう。 マンダラートの素晴らしいところは、一から考えるのではなく真ん中に「テーマ」があるので話を広げやすいことです。さらに、周りが埋まっていくと、それに参考に考えることができます。

イデアは既存のモノの組み合わせであると言いますが、このように考えを組み合わせやすい環境を整えてくれるのが「マンダラート」なのです。

この「マンダラート」は紙で書いてもいいですし、スマートフォンやパソコン向けのアプリもあるみたいですので、気軽に利用することができます。

インプット

これは実際やってみるとわかるのですが、アイデアの切り口がなかなみつからないこと。 普段からアイデアのネタを貯めておき、いざという時に出し入れできるようにしておかなくてはいけません。そのためには本を読むなり、ネットを見るなり、実際に現場に足を向けるなり普段から気をつけて行かなければいけません。 何気なく生活している中でも小さな変化はありませので、それに気づけるように気をつけましょう。 幸い、本書にはその情報のあつめかたについても書いてあります。